新型コロナウィルスで私たちの生活は大きく変わりました。賑やかだった銀座の街も、２０時を過ぎると薄暗くて音のない街に変わってしまいました。
新型コロナウィルスの感染拡大が始まってから１年以上が経過しましたが、東京都の政策は当初定めた「ｗｉｔｈコロナ」に固執しており、パフォーマンスばかりで有効な手立てを打てていません。
コロナワクチンの接種が本格化している今だからこそ、コロナウィルス対応について、１年半の経験、専門家の知見、海外の成功事例を踏まえて大きく転換するべき時期にあります。
コロナウィルス戦略を「ｚｅｒｏコロナ」へと転換し、ＰＣＲ検査の大幅拡充、医療機関に対する徹底支援と入院病棟の確保、経済の実態に応じたきめ細かな補償と支援を実現します。

中央区の特別養護老人ホームは、平均１００人以上が空き待ちです。特養には入所基準があり、介護認定で要介護３以上にならないと入れません。９５歳になる私の伯母は、最初は区内の有料老人ホームに入居しましたが、去年から近県の施設に移動しました。
中央区をはじめとする都心区に生まれ、長年住み慣れた街で、生涯を終えたい方はたくさんいます。そういった人たちが最期まで暮らせるように、在宅医療体制の整備、訪問介護支援や、特別養護老人ホームの開設準備費用・運営費の支援及び介護人材確保のための処遇改善支援を推進します。
また、介護する家族の過大な負担や社会的孤立を解消し、休息やサービス利用などケアラーを理解し支える社会へと転換します。

私も中央区で共働きしながら子育てをし、今は子どもが中央区で共働きしながら子育てをしています。私自身も子どもを保育園に入れることで苦労をしましたが、子どもも同じ苦労をしています。また、病児保育が不足していることで苦労したことも、今でも変わっていません。
３０年以上変わらないこの問題を先送りにせず、今終わらせなければなりません。私はそのためにできるあらゆることをやる覚悟です。
待機児童ゼロの早期実現、病児保育・小規模保育・居宅訪問型保育の支援、ベビーシッター利用支援や、認可外保育所の認証保育所への移行、など、各家庭のニーズにあった多様な保育提供環境整備を支援します。

私は築地市場には毎日のように買い物に行き、ターレーに轢かれそうにも何度もなりました。とても思い出深く、愛着のある場所です。
築地市場跡地は、約７万坪ある東京都の土地です。市場が豊洲に移転したのちに再開発が予定されています。この再開発は、地元の声を反映させ、中央区の魅力を高め、海外に発信できるものでなければなりません。
そのためには、築地市場跡地に対する交通（シャトルバス、ＢＲＴ、地下鉄新駅、船着場等）を整備し、場外市場・築地本願寺・浜離宮恩賜庭園・国立がんセンターなどの周辺地域と調和がとれ、緑豊かな大広場空間を有する都民に開かれたまちづくりを進めていきます。
また、私はトラベルライターとして、世界中でカジノ依存症の人をたくさん見てきました。築地にカジノはいりません。

中央区は毎年新しい方が転入してきており、月島地域を中心に人口が増加しています。新しい方が住んでくれること、子供の笑顔が溢れる街になることを、私はとてもうれしく思っています。
そのなかでも特に晴海地区はオリンピック選手村建物（Ｈａｒｕｍｉ　Ｆｌａｇ）がマンションとして分譲されることから人口が急増しますし、今後さらに公共交通機関が混雑することが想定されています。
この人口増に対応するために、つくばエキスプレスから延伸し、東京、銀座、築地、勝どき、晴海を通って羽田につながる、地下鉄新線の整備に、国政・区政と連携して全力で取り組みます。